JJUG CCC 2015 Fall に行ってきました #jjug_ccc

JJUG 行ってきました!初めての参加です。

以下、聞いた発表。

  • AB-1「jOOQ と Flyway で立ち向かう、自社サービスの保守運用」(仮)
  • CD-2 Java8移行から始めた技術的負債との戦い
  • CD-3 よくある業務開発の自動化事情
  • EF-4 ソラコムでのJava/AWS活用 – SIM管理やAWS Lambda Javaなど –
  • EF-5 これからのコンピューティングの変化とJava
  • AB-6 【こっそり始める】Javaプログラマコーディングマイグレーション

特に印象に残ったのは @yy_yank さんの発表です。

www.slideshare.net

実現したいことに向けて、自分だけじゃなくて他人を動かすにはどうしたらいいのか、自分もマイグレーションさせていくには、どうしたらいいのかっていうのを、とても具体的にお話ししてくれて、とても勇気が出ました。
正面から戦うのは、けっこう大変。戦い続けられるならいいけど。
改善を続ける(この言い方でいいのかわからないけど)ことを優先するなら、こっそり自分のメンタルとお仕事の進み具合を保ちながら良い開発を進めていく!今できないことは抗わず諦める!でもできるところから少しずつでも!ってのはわたしにとってしっくりきました。(異動して新しいプロジェクトのソース見て(O_O)ってなってることが最近多かったので特に!)

あとなんかいちいち言い回しが面白かった!やってもやらなくてもいいんですけど、やると気持ちがスーッとしますよ!とか、罪深い実装とかw

自分の課題として、今自分がチームで1番技術力が下なので、ちゃんと力をつけてチームに貢献できるように、保守しやすいコードを書けるように、既存のコードをいい感じにできるように、がんばらないと!!!!!ヤバい!!!!!!

発表内容とは関係なく良かったこと

  • 同僚を誘ったら来てくれた\(^o^)/嬉しい!すごく嬉しい!また誘おう\(^o^)/
  • スマホでスライドを撮ってる人があんまりいなくて、集中して聞けた\(^o^)/
    いや、写真撮っちゃだめとか全然そんなんじゃないんだけど、たまにスライド全部撮ってんのか?って勢いでカシャカシャ言わせてる人いるよね…
  • ロビーのクリスマスツリーが綺麗で、クリスマスの気分にちょっとなった\(^o^)/

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デブサミ2015に行ってきました 2日目 #devsumi

はじめてのデブサミ2日目。

  • 【20-A-1】 ファッションアプリ「iQON」に女性200万人が『ハマるしかけ』
  • 【20-B-2】 「DevOps」やってみた。そして、気づいたこと、陥ること、見直すところ。
  • 【20-D-3】 開発者こそ知っておいて欲しいモバイルコンテンツデザインー箱と中身の整えかた
  • 【20-D-4】 モバイルを業務システムに使ったときのワクワク。今、開発者が知っておくべきこと
  • 【20-A-5】 「じつは私、情シスでした。」

 

【20-A-1】 ファッションアプリ「iQON」に女性200万人が『ハマるしかけ』
金山さん
「初デブサミ、初登壇です。ITの人のサマソニみたいなイベントですね、熱気があっていいですね!」

iQONについて
iQONにハマるしかけ

今日の話にはコードは1行も出てこない。サービスの設計の話をする。

iQONとは、ファッションSNSアプリ

普通の雑誌はページ数がだいたい400枚
iQONは2000枚/日のペースで投稿されており、今は200万枚ももっている。
画像はECサイトから合法的に。
iQONの最大のイノベーションは、1タップで購入できること。見たら即買える。

雑誌は見ていいなって思ったらググってから買う。
iQONは見ていいなって思ったら1タップで買える。

ビジネスモデル
 iQONを通して購入があった場合、幾ばくかのバックがある。

携帯にプッシュ通知
 ユーザによって有益な情報の差分が出たときに通知する。
 売り切れ間近とか、何%OFFになったとか
 ファッションはみずもの。だいたい、半分くらい割引される。
 400万点くらいDBに入れてて、常に巡回している。

自分だけのファッションページを作って、それをLINEやInstagramにシェアできる。
こんな見た目だから、チャラいとかどうせ会社もノリで作ったんでしょ?ってイメージを持たれているかもしれないけど、
エンジニアリング&イノベーションの会社だ。

例えば、検索、動画、レシピサイトなどは、No.1の会社が思いつくと思うが、
ファッションにはまだNo.1がいない。ここにチャレンジする。
iQONにハマるしかけ
 フックモデル
  人間の行動を習慣づけさせるフレームワーク
 なぜ習慣づけさせるのか?
 →習慣の力は、想像以上に大きい

習慣が持つ力を、インターネットサービスに取り入れることで、もっと使ってもらえるサービスになる。

ビジネスメリット
1.習慣は、顧客生涯価値を向上させる。
  例えば、楽天やTポイントなど、ポイントをためる
2.習慣は価格設定の自由度を上げる
  使えば使うほど、対価を払いたくなる。愛着がわくから。自然の理。
3.習慣は、急激な成長を可能にする
  人が人を呼ぶ→サービスが成長する
4.習慣は、競争力を高める
  習慣を変えるのはとても大変(朝方を夜型に変えるなど)
  習慣化すると変えづらい。競合に対する差別化となる。

フックモデルは、4つのパートに分かれている
トリガー
 外的なきっかけ
  広告、勧められるなど
  App Storeから85%流入。レビューのメンテナンスをしている。
  見つけてもらう、から、使いたくなるへ。
 内的なきっかけ
  iQONを使っている人は、休日より平日に、1日の中では19時以降が一番多い。
  可処分時間、スキマ時間に使っているので、スクロールで全部見れるようにした。
  アプリを立ち上げたときにサービスのランチャーが出る、というようなことはしていない。

アクション
 普通の人にとって、白紙から自分で服とか小物を組み合わせてページを作るのは難しい。
 iQONで、ユーザには何をしてほしいのか?絵を作ってほしいのか?(自分でスタイリストしたページを作ってほしいのか?
 いや、そうではなく、ファッションセンスでコミュニケーションを取ってほしい!
 →テンプレートを作った
 →投稿するのに要する時間が半分になった&投稿数が倍になった!

リワード(報酬)
 いろんなサービスにありますけど、いいね、リツイート、はてぶ、もらうと嬉しい。
 大事なのは、報酬は可変的であること。
 →つくかどうかわからない=ワクワクする
 iQONでは?
 →Likeやスタッフおすすめコーデ

インベストメント(投資)
感想

めちゃくちゃ熱い話だった!エモい!面白かった。でも、朝イチだったからか、空席があって残念だった。もっとみんな聞けば良かったのに。
デブサミの2日間を通して、スライドが一番お洒落だった
話の内容とは関係ないんだけど、このあとvasilyのHPとかインタビュー記事とか見たら、オフィスにエンボディチェア置いてあった!そんな会社初めてみた!すごい。あと、白いセイルチェアもいっぱいで、白のセイルチェアを売ってるのみたことないからどこで売ってるのか気になった。
iQONはダウンロードしてみたから、いろいろさわってみよう。
面白かった。自分の勉強も1日の中でどこかに習慣にできたらいいなと思った。
本買いたかったけど、売り切れで残念

【20-D-3】 開発者こそ知っておいて欲しいモバイルコンテンツデザインー箱と中身の整えかた
Baidu 北京に本社。日本法人。
矢野りんさん simejiの開発責任者。育休明け。
iOS版のsimejiリリースしたばかり。
iOSは統率されたデザイン。と言うことは、カスタマイズしたいと言うニーズもある。

keynoteがおすすめ。UIプロトタイプ用キットがある。

プロトタイピングのこつ
・グラフィックは(仮)でよいが、言葉づかいは(仮)にしない。
 世界観を作る要素のなかで言葉は大きい
・あとは複数人の視点を入れて微調整

sketchも便利
各OSのテンプレを使うと良い
2、3日悩んでも、早く開発することに勝ることはない。
感想

話がよどみない。育休明けとは思えない!自分の職場で出産後も働いてる人を見たことないので、完全にイメージだけど。。もし自分が育休とか取ったら、どんな感じで職場復帰できるのかな?とか思った
もう5年ぐらいずっとiphoneだからsimejiは使ったことないんだけど、使ってみようかな
デザイナーとエンジニアの話が面白かったけど、デザイナーさんがいる仕事したことないからよくわかんないところもあった

【20-A-5】 「じつは私、情シスでした。」
感想

リボン!エモい。
連続でセッション聞いてたら疲れちゃったのでメモ取れなかった。面白かった。
楽天さんはお金持ってるしなんでもできていいですよねー」とかよく言われるんですけど、そんなことないですよ!ってくだりがよかった。

2日目の感想
  • 当たり前なんだけど、devsumiとDevLoveって結構違うんだな、って思った。あと、DevLoveはあんなにシャッター音鳴ってなかった気がした。
  • 同じ会社の人来てたりしないかな?!って思って名刺見ながら歩いてたら疲れた。
  • Ask the Sperker?話してみたい人がいたけど、怖くて話しかけられなかった!!
  • 疲れた。
  • iQONの金山さんとバイドゥの矢野さんがダントツで話慣れてる感あった。
  • 知り合いに、こんなのあるよってデブサミのこと教えたら、仕事の調整つけて今回一緒に参加することができたし、感想聞いたら刺激をもらえたって言ってたのでよかった。
  • どこかで「良くなる現場と頑張っても良くはできない現場がある」って話を聞いたな、と思いながら帰った。
  • なんか思ってたよりエンタープライズっぽかったので、来年も行くかどうかわかんない。今の私にはDevloveの方がいいのかな?とか思った。
  • もし来年も行くなら、課金してコーヒースポンサーになるぞ!

 

 

デブサミ2015に行ってきました 1日目 #devsumi

はじめてのデブサミ、1日目。 私が聞いたセッションは以下の通り。

  • 【19-C-1】 Androidで広がる世界&エンジニアとしての歩み
  • 【19-D-2】 IIJ社内におけるアジャイル開発、DevOpsへの取り組み
  • 【19-C-3】 ゲンバのSwift(仮)
  • 【19-E-5】 セキュリティエンジニアへの転身と大舞台挑戦への取り組み

ノートにメモってたのをまとめただけなので、なんかいろいろ間違えていたらすみません。メモまとめてないセッションは、わたしには難し過ぎた!

【19-D-2】 IIJ社内におけるアジャイル開発、DevOpsへの取り組み
Subversion一択
 →複数の開発を進めるのが難しい
継続的インテグレーション
 →犯人探し難しい
コードレビュー障壁
 →ちゃんとコードレビューしてれば、良くないことにもっと早く気づけた
手作業の繰り返し
 →自動化されない。負担になる

どうしたのか?
ちょっとずつ変えた!
自動化する文化を作る。自分の手の届くところから。
動くことをチームに示す。
 
範囲を広げる。隣のチームとの連携。
昔 : メール → コピペ
今 : APIをキックしてもらう

チームを巻き込む
 みんなさわれる。みんなみれる。
社内Social Codingの文化
Social Codingって、確か昔のgithubのキャッチコピー。
みんなでやろうよ!みんなでよくしていこう!コミュニケーションしていこう!的な。
→これを社内でやりたいぞ!って思った。
なぜ? 
→mrubyの開発をして、Githubの使いやすさを実感したから。

いろいろ評価して、github enterpriseを導入した。
 subversion + truc → git/github
どうやるの?みんなの最初のハードルを越えるため、こんなことやってみた。
・入門ハンズオン  みんなに体験してもらった
・git memo?    事前に何人かにヒアリングして、困りそうなところをまとめて共有できるようにした。トラブルが減る。
・詳しいメンバーでサポート体制

いい感じになった。
ソースコードで議論ができるようになった
ケアレスミスに気づくようになった
チームのマインドが変化した

もっと自動化してみた。
Pull Requestの自動テスト
OSS版droneを公開から2週間で社内に導入&利用開始。
→プルリクをマージされる前にbuildの結果を確認できるようになった。

ここまでが開発の自動化の話。
ここからは次のステップ。
オペレーションの自動化とか。

もっと改善しよう。この変化の原動力となっているのは、
・Daily Meeting
・毎週の振り返り
・日々の雑談(昨日も今日もあれ間違えちゃった。なんかした方がいいのでは?みたいな)

KPT 毎週チーム全員で振り返り
オンラインで付箋書く

進捗の確認
進捗どうですか?
→現実、ちゃんと答えたいけど答えられない。定量的に把握できない。
 MSプロジェクトとか使ってたのを変えた。
pivotal tracker

振り返りから次の変化を
 とりあえず試してみる
 うまくいかなかったら、違う方法を試せばよい
まとめ
 みんなでの振り返りと、
 チームのやってみようの精神
感想

すごいよかった。やってみたいな。
そして自分の現実を振り返って・・・って気分に。

【19-E-5】 セキュリティエンジニアへの転身と大舞台挑戦への取り組み
何社か転職した。その中で、3つの観点?で振り返ってみる。
①目標としたこと
②取り組んだこと
③得られたこと
 
1社目
平均勤続年数7ヶ月、50人くらいの会社、2年いたけどその間に200人辞めた。
①何でも試す。手を動かす。将来の選択肢を増やす。
②
③調べればたいていのことはできる。折れない心。

2社目
300人くらいの会社
①セキュリティの意識を持つ。
②定時に帰れるようになったので、自己投資
 →平日夜・土日の勉強会に参加するようになった。
③自己投資が返ってくる。

転身のきっかけ
 自己投資
 モチベーション高める。
 若い人たちをサポートしていきたい?

最後に
 上司・会社目線
  勉強する人は貴重。サポートすべき!
 エンジニア目線
  意識を変えて行動する→成長の近道
1日目を終えての感想
  • 噂には聞いていたけれど、坂すごかった。
  • 雅叙園の入り口がわかんなくてウロウロしてたら、MBA持った人が通ったので「絶対デブサミ行く人だ!」って思って後ろついていったらデブサミの会場に無事着いた^^
  • だいたい、チェック、パーカー、スーツだった。
  • 疲れた。
  • 個人スポンサーになってる人、賢い!って思った。世の中はだいたい課金したら快適になるんだ。
  • 本いっぱい買ったら、オライリーのお兄さんがカレンダー2つもくれた。やったー。
  • 疲れた。

2日目に続きます